2011年2月14日月曜日

立木調査

こんにちは! エコな山守人です。

今回は、造林地の木(立木)を販売するための、事前の調査について報告したいと思います。
これは販売する造林地の立木の本数を確認するためと、同じ樹齢であっても、太さがまちまちであることから、立木の太さ(人の胸の高さで測ることから胸径といいます)を一本一本測っていく作業です。俗称「玉とり」といいます。これにより買主との契約価格を決めるための大切な調査です。
   
出発準備中
 さて、調査は1月末に4日間かけて行なわれました。作業は4~5名で行なわれ、調査した造林地の面積は約11haです。
調査には「はさみ尺」という道具を使い、立木の胸径を測る人と、それを記帳する人で作業進めてゆきます。計測した立木には一本づつチョークで印をつけ、計測漏れのないようにします。数日前に降った雪が残るなかの作業でしたが、風も穏やかで、計測作業は順調に進みました。

はさみ尺を使い胸径測定
 

読み上げられた数値を記帳

ちなみに私、事務系山守人は3日間作業のお手伝いをさせていただきました。もちろん初体験です。「しゃくいちご~!(一尺一寸五分」「しゃくにーまる!(一尺二寸)」と特異な言い回しに慣れるまで少したいへんでしたが、とても貴重な体験をさせていただきました。また、山で食べるお昼は冬の日差しを暖かく受け、たいへん美味しくいただきました。(続)
のんびりとお昼休み
一服中!左側の立木を調査 右は3年前の皆伐地

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