2014年2月7日金曜日

吊るし伐り

こんにちは! ecoな山守人です。



 今日は北那須地区林業振興協会主催の森林整備推進研修会に参加した報告です。
一日目の研修は1月31日 ホテルニュー塩原で行われ、
参加者は林業関係者、約90名です。















・事例紹介
 農林水産祭林業経営推奨行事において、農林水産大臣賞を受賞された、塩田林産組合の森林経営の取組について
                                                               (塩田林産組合)
 
 
 
 ・木材の需要動向      (栃木県森林組合連合会)
 
 ・森林経営計画制度の改正点 (栃木県林業振興課)
     
                                    等が研修テーマでした。

終了後は懇親会で盛り上がり、就寝となりました。


さて、二日目は現地研修となります。「吊るし伐りの実演による伐採研修」ということで、塩谷町にある林地へ会場を移動しました。吊るし伐りとは、神社・お寺の境内などで回りに建物などがあって切り倒すことのできない立木を、上から順番に吊るしながら伐採する特殊技術です。
講師を務められたのは、矢板市無形文化財に指定されています、和氣 邁さんです。
空師(そらし)と呼ばれる和氣さんは、高さ30の㍍立木に登り、チェーンソーで数㍍間隔で木を切り取っていきました。お見事!



講習で説明をする和氣さん

木に登り、隣の木に吊るした上部を切ります。
木が切られました。
 
吊るされているので木は落下せず、ワイヤーでゆっくりと降ろされていきます。


 
和氣さんの素晴らしい技に拍手!!

この様子は翌日の新聞にも掲載されました。